京都の老舗自転車店・きゅうべえ運営のシェアサイクル「kotobike」を吸収分割により承継

2025.10.22

チャリチャリは、2025年10月14日開催の取締役会において、株式会社きゅうべえ(本社:京都市東山区、代表取締役:谷口創太、以下「きゅうべえ」)が京都市および大津市で展開するシェアサイクルサービス「kotobike」事業を承継する吸収分割契約(以下『本事業承継』)の締結を決議し、同日付で契約を締結したことをお知らせいたします。なお、本事業承継の効力発生日は2025年12月1日を予定しています。

■吸収分割の背景と目的

当社は「まちの移動の、つぎの習慣をつくる」をミッションに、福岡を中心とする8エリアでシェアサイクル事業を展開しています。

今般、京都の老舗自転車販売事業者であるきゅうべえが京都市および大津市で運営するシェアサイクル事業「kotobike」について、当社を吸収分割承継会社、きゅうべえを吸収分割会社とする吸収分割による事業の承継を実施することを決定いたしました。 本件は、きゅうべえが京都市および大津市で既に構築しているポート基盤と事業実績を活用し、当社の運営システムとデータ活用を組み合わせることで、同エリアにおけるシェアサイクルサービスの日常利用を起点とした持続的な需要創造と地域交通の利便性向上を実現するものです。

きゅうべえと当社においては、当社グループの自転車メーカーであるwimo株式会社がきゅうべえに対してシェアサイクル用自転車の供給を行ってきた実績があるほか、同じく当社グループのバイチャリ株式会社が運営する中古自転車販売事業「バイチャリ」が、きゅうべえの旧西院店の跡地を本年3月に引き継ぎバイチャリ京都西院店として展開するなど、従前から、自転車産業の継続的な振興を相互に目指した連携関係を採ってまいりました。

京都市・大津市内のシェアサイクル事業は既に複数の事業者により展開されてきておりますが、①チャリチャリが得意とする日常の移動シーンでのご利用に向くエリア・ポート展開、②チャリチャリの特に強い事業基盤である九州・中部エリアでのご利用との相互性・接続性の2点を活かす独自の取り組みを行ってまいります。また、京都市内と大津市内は通勤・通学等での地域間移動も多いことから、さらにポート密度を濃くすることにより利用者の利便性を向上させる計画をしております。

なお、本事業承継は、当社およびきゅうべえがそれぞれ開催する臨時株主総会において議案が原案どおり承認可決されることを条件としております。

■吸収分割の概要

<吸収分割の当事会社の概要>

(承継会社) 商号:チャリチャリ株式会社 所在地:福岡市中央区長浜一丁目1番1号 KBCビル6階 (本店登記地 : 福岡市中央区長浜一丁目1番34号) 代表者:代表取締役社長 家本 賢太郎

(分割会社) 商号:株式会社きゅうべえ 所在地:京都市東山区下堀詰町246 テイブンビル2F 代表者:代表取締役 谷口 創太

<承継する事業の概要> 京都市および大津市で運営されているシェアサイクル事業「kotobike」(ポート設置・運営、車体運用、関連契約関係等)

<吸収分割契約締結日> 2025年10月14日

<吸収分割の効力発生日(予定)> 2025年12月1日


    

【リリース全文】

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